CATEGORY:製作日記
2012年05月02日
小銃用布製負い紐のレストア
日本軍の小銃用負革には布製の物もありました。
以前ヤフオクでこの布製負い紐を大量入手したのち、このうち3本をレストアしようという話が持ち上がったので、やってみることにしました。
具体的には負い紐から金具類を取り外し、これをショットブラスト→タフトロイド処理したのちカシュー塗料を塗って黒く染め上げる、布ベルト本体は洗濯して汚れを落とし、金具を縫いつける、といった感じです。
金具の下処理は発案者の方が引き受けてくれることになりました。
金具を取り外した状態。
洗濯気に放り込んで普通洗い。
洗濯後、乾燥した状態。あまり綺麗になったようには見えませんが・・・。
数日後、下処理の済んだ金具類が送られてきました。
送られてきた金具類にカシュー塗料を塗っていきます。
1日以上、しっかりと乾燥させます。このとき部屋の換気扇は回しっぱなしです。
乾燥終了。
早速ベルトに縫いつけようとしたら、ここに面白い発見が!
布ベルトには糸を縫う目印が描かれていました。黒い線がそれです。先人の工員たちもこれを基に金具を縫いつけたのでしょう。
その目印を基に縫い作業を進めていきます。
完成。
一番上が入手したときの状態の物。その下3本がレストア完成品です。
「新品」とはいきませんが、作業的には成功したのではないかと思います。
装着状態。布製負い紐を装着すると、また違った雰囲気が味わえますよね。
当時写真。もっと分かりやすい写真資料があったのですが直ぐに見つからなかったのでとりあえず。
以前ヤフオクでこの布製負い紐を大量入手したのち、このうち3本をレストアしようという話が持ち上がったので、やってみることにしました。
具体的には負い紐から金具類を取り外し、これをショットブラスト→タフトロイド処理したのちカシュー塗料を塗って黒く染め上げる、布ベルト本体は洗濯して汚れを落とし、金具を縫いつける、といった感じです。
金具の下処理は発案者の方が引き受けてくれることになりました。
金具を取り外した状態。
洗濯気に放り込んで普通洗い。
洗濯後、乾燥した状態。あまり綺麗になったようには見えませんが・・・。
数日後、下処理の済んだ金具類が送られてきました。
送られてきた金具類にカシュー塗料を塗っていきます。
1日以上、しっかりと乾燥させます。このとき部屋の換気扇は回しっぱなしです。
乾燥終了。
早速ベルトに縫いつけようとしたら、ここに面白い発見が!
布ベルトには糸を縫う目印が描かれていました。黒い線がそれです。先人の工員たちもこれを基に金具を縫いつけたのでしょう。
その目印を基に縫い作業を進めていきます。
完成。
一番上が入手したときの状態の物。その下3本がレストア完成品です。
「新品」とはいきませんが、作業的には成功したのではないかと思います。
装着状態。布製負い紐を装着すると、また違った雰囲気が味わえますよね。
当時写真。もっと分かりやすい写真資料があったのですが直ぐに見つからなかったのでとりあえず。
この負い革の販売はないのでしょうか?
この負い革の製作予定はございません。ごめんなさい。
工房としても製作したいのはヤマヤマなんですが、あまり需要が見込めないのと金具に相当な資金が必要になりそうですので・・・。
貴重なご意見、有難うございました!
製作なしですか。。。残念です。