CATEGORY:製作日記

2017年03月03日

ナスカン完成しました!!

さてさて、セカンド木村から旧軍軽機ファンの皆様へ早春のお便り。

三寒四温の候 皆々様方におかれましては日々益々の御健勝のこととお慶び御申し上げ奉りまする。



・・・イイから早く本題へ入れ!ってな訳で・・・これ↓

上がって来ました、仕上がって来ました。一先ず、第一期分です。

細かく見てみましょう。↓


え?フラッシュが邪魔?ではこちらでは?↓

↑ドーデス?イイ感じでしょう?


↑ナスカンの開閉部もキレイに仕上がっています!


↑後ろから見た姿も美しい・・・


↑実際の開閉はこんな感じです。↓




いかがです?皆さん。良い出来上がりだと思います。
実はこのナスカン、厳密に言いますと、日本製ではありません

『ナ、ナニ?でくの房は日本製にこだわっているんじゃねーのか?』

まあまあ、落ち着いて聞いて下さい。
以前にも少し触れましたが、これを製作して下さった鋳物業者さんは、89式小銃を製作している豊和工業にも小銃用部品の納品実績がある地元業者さんです。
この鋳物業者さんは社長の意向もあり大陸方面以外(←ここがミソ、笑)の海外に工場を操業しており、今回の企画は偶然、国内の工場ではなく比島工場での製作と相成った次第です。
そんなワケで、企画制作は日本、生産はフィリピン、ということになります。

しかし、ナスカンの本体は比島で生産されたとは言うものの、バネの仕込みと軸棒のカシメ加工と・・・↓

そして何より開閉部の擦り合わせ作業↓

そしてメッキ加工と、これは全て地元岡山の業者さんにお願いして出来上がったものです。ハッキリいいまして、この仕上りはもう「神ってる」領域だと思います。

ところでこのナスカン、ちょっと問題がありまして・・・

工房で製作しています軽機弾倉嚢のこのDカンにはめようと・・・

あれ?少し引っ掛かりがあるのです。

まあ、入らないワケでは無いのですが、ちょっと角度が必要だったりと、個体差があります。

しかしもっと面白いのはこの実物の組み合わせ↓

実物ナスカンを実物弾倉嚢のDカンに引っ掛けようとすると・・・↓

は、入んねえ~!!

何という事だ!実物でさえこの有様・・・。

鋳物業者さんは3Dスキャナで寸分違わず寸法を出してくれたのは良かったのですが、完コピしてしまったが故に、Dカンが入りにくいという事態に・・・。
しかし、その後にバネ業者さんが調整をしてくれて、何とかDカンが通るようには仕上げてくださいました。ヨカッタ。

なので・・・

KTW製のこの部分には・・・↑

余裕で入ります!もちろん、実物でも試しましたが引っ掛かりもなく入ります。

どちらにしましても、第一期分は軽機負い革用に製作予定でしたので、用途として弾倉嚢のDカンに引っ掛けることは先ず無いかと思います。


しっかし・・・実物のこのナスカン類達は割と寸法がマチマチで品質、仕様が不均一でして。
それはそれで「味がある」と言えばそれまでですが、やはり戦前品を彷彿とさせる一品ではありますね。

この実物ナスカンと綾紐テープに関するレポートはまた後日UPします。

軽機負い革の製作販売開始は・・・あと1、2週間ほどお待ちください。ちょっとまだ整っていない部分がありまして。
そのうち、ブログ上にて正式に商品ページとしてUPします。価格は¥17800です。

でくの房@セカンド木村






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Posted by でくの房  at 19:24 │Comments(2)製作日記

COMMENT
ぜひ二式用のクイックデタッチスリングをお願いします。
Posted by Aussie1 at 2017年03月04日 15:41
はい、落ち着きましたら製作します。
Posted by でくの房 at 2017年03月06日 19:14
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