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昭五式背嚢の製作①木枠
何年も前からずっと作りたいと思っていました昭五式背嚢ですが、この度、古鷹屋さまより仕様書を提供してくださいまして、背嚢製作の本格始動となりました。古鷹屋さまには厚く御礼申し上げます。
いみじくも先日、HIKIショップより昭五式背嚢が販売とあいなりまして、セカンド木村としては「ありゃ~!!」と先を越された感がありますが、敢えて、製作に挑戦してみようと思います。個人工房でどこまで出来るか・・・?失敗も赤裸々に記していきます。セカンド木村自身も、非常にワクワクしております。
さて、背嚢製作の第一弾は「木枠」です。
セカンド木村の場合、新しいものに着手するときはとりあえず、製作が簡単そうな部分から手を付けます(←大抵この見通しは甘いのですが)。いきなり難しい部分からやり始めるとすぐに挫折してしまいますからね。
皆さん良くご存知の背嚢内部に装着されている「木枠」です。
何はともあれ寸法計測。
ホームセンターで木材を購入します。
木枠の内側の四隅には三角形のかたちをした木材が使用されています。便利なモンで、既に三角形に加工された木材が販売されています。
木枠の背当て部は背中の形状に合わせてこのように湾曲しています。
湾曲部分の型紙を製作します。
実物木枠に沿わせて湾曲部をペンでなぞります。
ハサミで湾曲部を切り出します。
型紙の切り出し完了。湾曲した木部はタテとヨコ、2種類存在します。
では早速ノコギリで寸法どおりに切削してきます。
切削完了。
背当て部の木材には先ほどの型紙をあてて、湾曲部の曲線を描きます。
こんな感じ。
セカンド木村ん家にはノコギリ以上の木材切削工具は存在しませんので仕方なく卓上グラインダーで湾曲部を削っていきます(ちょっと無茶?)
う~ん、やっぱりグラインダでは断面はガタガタ、何よりかなり時間が掛かる!
気を取り直して翌日、ホームセンターで湾曲部をカットしてもらいました。
でもやっぱり仕上げは必要。最近このボール盤は本来の役割から外れて仕上げ磨き加工ばかりさせられております(笑
仕上げ完了。こんなもんかな?実物には程遠い仕上がりですが・・・(汗
さて、全てのパーツがそろいました。で、お次は・・・
木工ボンドで接着です。
各部接合していきます。
接合部は定規をあて、きれいな直角を出しておきます。
テープで仮止めしときます。
とりあえず、基礎となる枠が完成しました。乾燥するまで時間をおきます。
続いて、背当て部の接合です。
同様にテープで仮止め、乾燥させます。
ちなみに実物の接合部はこのように凸凹に加工されています。戦後70年経ちますが、ガタつきもなく接合部はぴったり合います。いちいち細かく正確な加工に敬服の念を抱かされます。
木枠が乾燥したら、四隅に三角形の木材を接着していきます。
引き続き、この部分に木材を接着します。この木材は実物には存在しないようなのですが、木材調達の都合上、別パーツで汲み上げる事にしました。尚このパーツが無いと木枠の高さが出ません。
乾燥時間は持たせず、一気にここまで接着して組み上げます。
最後にこの部分にボンドを塗り・・・
背当て部の木枠を上からはめ込みます・・・うまく入るかな?
何とか綺麗に入りました。ヨカッタ。しっかりと乾燥させます。
作業はまだ続きます。真鍮釘を打ち込み、しっかりと固定させていきます。
この部分には6本の釘を打ち込みました。
釘打ち作業完了。木材パーツが実物より多いため、釘を打つ本数が極端に多くなりました。総数44本も打ち込んでいます。あまりスマートとはいえませんね。では次は柿渋を塗っていきます。
実はセカンド木村は柿渋を使うのは生まれて初めて。上手くいくかな?
1回目の塗装完了。
3回塗って乾燥したもの。柿渋は思ったより色が出ないんですね?もっとも、柿渋は着色剤ではないので当然か。雰囲気を出すにはオイルステインとかでもいいかもしれません。
完了。実物と並べてみます。パっと見た目ではほぼ同じものですが・・
実物背嚢に組み込んでみましょう・・・
う~ん、結構キツかった。おかしいな?ほぼ同寸で仕上がっているはずなんですが・・・?
電動糸ノコが欲しい・・まあ、一応『完成』ということで。
さて、今回はここまでです。ちょっと画像が多すぎて最後まで見るのも面倒だったかと思います。
続きをお楽しみに~。
でくの房@セカンド木村
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背嚢
Mon, 02 Feb 2015 21:01:24 +0900