でくの房

１８年式村田銃の負革製作　その３です。

試製品の製作作業は完了したので実物と並べてみました。

と、その前に、３８式や９９式用の負革と比較するの図。村田の方はベルト全長が短く、遊革の数も違います。


尾錠もほぼ同一寸法です。工房自前です。



各部、私が想像していたより実物により近い寸法の仕上がりとなったようです。型紙製作時にはたいてい１回や２回の手直しが入るのですが、さすがに負革製作は慣れたもので、１発合格のようです。


その後、依頼主様より一度に５本もの（どんだけ凄いコレクターさん？）発注をいただきましたので一気に製作しました。


注文品にはベルト本体と遊革にローレットを付けました（ベルトの両サイドにある線）。もちろん今後の村田銃負革の販売時にもこのローレットは入れるつもりです（その前に需要が見込めるのか・・・？）

数日後、村田銃に装着された状態の画像が届きました。


す、すばらしい！・・・あ、もちろん「銃」がですよ。私の製作した負革がこんなに立派に飾られるだなんて。光栄です。

＊村田銃掲載には依頼主様からの許諾を得ております。

その４「装着方法編」へつづく（まだあるんかい！！って声が聞こえてきそう）