CATEGORY:30年式初期型後盒

2012年11月22日

30年式初期型後盒の製作 その2

その1の続きです。

それではここから販売品として現在製作している初期型後盒の製作過程を紹介しながら一般的な後盒との違いを見てゆきましょう。
30年式初期型後盒の製作 その2
↑こちらが現在製作中の物です。二つ同時に作っています。既に金具ボタンと中仕切りの革は縫いつけられています。

30年式初期型後盒の製作 その2
上の画像は後盒の前面。この面に一般的な後盒には見られない小さな革が2つ縫いつけられています。これはどのように使用されるのかというと・・・


30年式初期型後盒の製作 その2
このようにL字工具(薬室掃除器)が装着されます。

次に、小銃ねじ回し(転螺器)入れの形状の違いを見てみます。
30年式初期型後盒の製作 その2
左が一般的な後盒で右が初期型後盒のものです。形状の違いが良く分かります。

30年式初期型後盒の製作 その2
この部分の革をふくらみを付けながら縫いつけて行きます。

30年式初期型後盒の製作 その2
縫いあがった状態。

実際にねじ回しを挿入してみます。
30年式初期型後盒の製作 その2

30年式初期型後盒の製作 その2
いい感じに入りました。ちなみに画像の物は撮影用に製作したものなので、販売品ではありません。ご安心ください(笑)。

完成したものを本体の側面に縫い付けて行きます。
30年式初期型後盒の製作 その2

30年式初期型後盒の製作 その2
縫付完了。

その3へつづく。




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Posted by でくの房  at 21:58 │Comments(0)30年式初期型後盒

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