CATEGORY:30年式初期型後盒

2012年11月26日

30年式初期型後盒の製作 その3

その2のつづきです。

次に、油缶収納部の革を縫いつけて行きます。

その前に油缶の形状の違いを確認しておきましょう。
30年式初期型後盒の製作 その3
初期型後盒用(右側)の物のほうが小型であります。当然、収納部の革の形状も通常後盒とは異なります。その部分を見てみましょう。
30年式初期型後盒の製作 その3
初期型には上記画像のようなパーツが使用されます。

30年式初期型後盒の製作 その3
各パーツを縫いつけて行きます。

30年式初期型後盒の製作 その3
画像が示している通り、油缶の底部が当たる部分に半円形状のパーツが使用されています↑

30年式初期型後盒の製作 その3
収納革の縫い付けが完了したら、後盒側面の革へ縫いつけて行きます↑

30年式初期型後盒の製作 その3
完成。

油缶がこの部分へ収納されます。
30年式初期型後盒の製作 その3
30年式初期型後盒の製作 その3
↑このように収納されます。

次に、完成した「油缶収納革付側面革」(←今考えた、笑)を後盒本体へ縫いつけて行きます。
30年式初期型後盒の製作 その3
30年式初期型後盒の製作 その3

縫付完了↓
30年式初期型後盒の製作 その3

30年式初期型後盒の製作 その3
やっと箱らしくなりました。

今回、最後に下画像の青枠部分(後盒本体の前面最上部)を縫いつけて行きます。
30年式初期型後盒の製作 その3

30年式初期型後盒の製作 その3
単純な平縫いなので楽チン♪ ちなみにこの部分は化粧糸(でいいのかな?)ですので他のパーツと縫い合わせているわけではありません。

30年式初期型後盒の製作 その3
完了しました。通常の後盒でもこの部分に化粧糸が縫い込まれている物が存在するかもしれません。以前に見たような気がします。

次回は最終工程です。まだ通常後盒との違いがありますので最後まで見てやって下さい。

その4へつづく。




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Posted by でくの房  at 22:49 │Comments(0)30年式初期型後盒

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