CATEGORY:製作日記

2020年11月18日

進化する(?)軽機弾倉嚢

さて、随分と長らくお待たせをしております軽機弾倉嚢ですが・・・
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑説明するまでもなく左が実物、右が工房製です。

この弾倉嚢については『でくの房製のは形状が実物と異なる』といった批評を、遠巻きにいただいたことはあるのですが、この実物をご覧ください。

まあ、それはさておき、表題の「進化する」とは一体何のことか?
当然弾倉嚢そのものが「進化する」という意味ではなく、工房で使用する材料がより実物に模したものになった、という意味です。

以下をご覧ください。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑弾倉嚢の防塵布と呼ばれるこの三角形状の材料ですが、以前はこのように外被生地を使用していました。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑しかし実物は外被生地ではなく、麻混ざりの帆布?生地が使用されています。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑そこで少し前に入手したのは馬具の一部。先ほどの防塵布に使用できるのでは?と少々割高でしたが、品質向上のためにと購入しました。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑早速、製作してみました。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑どうですか?実物と瓜二つ・・・といいますか、もう実物です(笑)
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑以前のものと比較しても雰囲気が違いますね。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑縫い付けてみるとこんな感じです。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑左の実物と右の工房製を比較してみます。やはりこれにして正解でした!

他にも・・・↓
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑この部分、負い紐のナスカンを引っ掛けるDリングですが、よ~く見ますと・・・↓
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑高さが違うんですよね。左が以前に使用していたもので右がこの度『特注品&メッキ染め』したものです。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑以前のDリングは背が高く、見た目が何となく「耳が出た」感じでしたが・・・
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑この度この背の低いDリングに変更したことでより実物に近い形状となりました。うーん、ここまでこだわる人はちょと居ない(←自画自賛)
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑左より実物、改製品、改製前になります。Dリングの高さが僅かに低くなり、不格好さが抑えられたかと思います。

進化する(?)軽機弾倉嚢
↑ちなみにですが・・・実物の縫い線って意外と仕上がりが粗い(笑)。ときどきこのような実物を見ますよね。
進化する(?)軽機弾倉嚢
↑う~ん、私が縫った方がよっぽど奇麗に仕上がっている(←自画自賛2)

進化する(?)軽機弾倉嚢
さて、そんなわけで製作における『進化』をみせた軽機弾倉嚢でした~!!

ここでちょっとお知らせがあります。

この度、軽機弾倉嚢は徽章類でお世話になっているO工房にて製作が全面依頼となりました。
よりまして、若干ですが納期が早まります。

「でくの房製の軽機弾倉嚢は欲しいけど3年も待てるか!」とお怒りのそこの貴方!
諦めずにお問い合わせください。今なら1年~1年半ほどでお届けできるかも?です(あまり変わらないか・・・

でくの房@セカンド木村






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Posted by でくの房  at 15:07 │Comments(0)製作日記

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