CATEGORY:製作日記
2016年11月18日
軽機負い革の試作2
「軽機負い革の試作」の続きです。
↑ベルトの下ごしらえが終わったので、塗装作業に入ります。いつもは水性染料を使用していますが、今回はアルコール染料で調合し、やや濃くしたものを使用します。
↑先ずは遊革を塗ります。
↑遊革は塗装後、柔らかいうちに型出しします。
↑続いてベルト本体を塗装します。
↑塗装作業の第1段階が完了。
↑次に遊革をボンドで貼り合わせます。
↑こんな感じ。
↑続いて、ベルト本体の床面仕上げをします。塗装作業第2段階。
↑塗装後、ヘラで押さえつけ、ウエス等で磨き上げます。左が未処理で右が処理済みのもの。明らかに仕上げの違いが分かるかと思います。
↑続いて、穴開け作業を行います。
↑塗装前にケガいた場所を狙って、ポンチで穴を開けます。
↑つづみボタンを装着する穴には切込みが必要ですので、このような刃を使用します。
↑穴開け作業完了。
↑塗装作業第3段階、ペースト塗料で色に渋みと奥行き、そしてツヤを出します。
↑上が未処理で下がペースト塗装済み。明らかに美しさが違うと思います。
↑ペースト染料は遊革にも塗ります。
↑「細かすぎて伝わらない」部分。遊革のコバ面は・・・
↑ペースト染料を塗り・・・
↑ウエスで磨き上げます。
↑するとこの仕上り。美しいでしょう?
↑左がコバを磨いたものと、右が未処理のもの。仕上がりの違いがハッキリと出ますね。
↑続きまして、オイルを塗布します。このオイル塗布は革の保護とツヤ出し、色落ち防止を目的としています。
↑次に、遊革に縫い穴を開けます。穴開け前に、このような工具で印をつけます。
↑このように革に押し当て、穴開け部の目印にします。
↑先ほど付けた印を基準に菱目打ちで穴を開けます。
↑穴開け作業完了。
↑遊革を縫います。
↑糸は当時の皮革用糸を使用します。
↑縫い合わせ完了。
↑縫った直後は糸が盛り上がっているので、工具の柄の部分を利用して糸を押し込みます。
↑続いて、尾錠を縫い付けます。尾錠の向きに注意します。
↑尾錠を縫い付けます。
↑尾錠の縫い付け完了。
↑次に試作でも行ったベルト中央部の縫い作業を行います。
↑完了。
↑これで全ての作業は完了しました。
↑実物と比較してみましょう。上が実物で下が今回の試作品です。↓
↑寸分違わずの仕上りになりました。
↑ナスカンを装着してみましょう。
↑完成です。
↑クローズアップ画像をどうぞ。↓
↑正真正銘、鉄製ナスカンを用いた軽機用負い革の試作第一号の完成です。!!
↑では早速軽機本体に装着してみましょう。
↑こっちへ・・・
↑カチャリ。
↑で、床尾側にもカチャリ。
↑うーん、素晴らしい、感無量です。
↑ナスカン部もクローズアップ。
↑ベルト長を一番長くするとこんなに長くなります。安定した肩掛け射撃が可能になります。
↑ベルト長を一番長くしたら、遊革同士の間隔は必然狭くなります。
↑最後にもう一本作りました。こちら色は「茶」で鉄製尾錠を使用しています。
さて、試作報告はここまでになります。最後までお読みくださいまして有難うございました。
で、肝心の販売時期ですが、2017年の春頃には・・・と考えています。価格は・・・調整中です。いかんせん鉄製ですので相応な価格にはなると思います。熱心な旧軍軽機ファンの皆様、ご覚悟下さいまし~(^^♪
↑負い紐バージョンも作りますよ~!!
でくの房@セカンド木村
↑ベルトの下ごしらえが終わったので、塗装作業に入ります。いつもは水性染料を使用していますが、今回はアルコール染料で調合し、やや濃くしたものを使用します。
↑先ずは遊革を塗ります。
↑遊革は塗装後、柔らかいうちに型出しします。
↑続いてベルト本体を塗装します。
↑塗装作業の第1段階が完了。
↑次に遊革をボンドで貼り合わせます。
↑こんな感じ。
↑続いて、ベルト本体の床面仕上げをします。塗装作業第2段階。
↑塗装後、ヘラで押さえつけ、ウエス等で磨き上げます。左が未処理で右が処理済みのもの。明らかに仕上げの違いが分かるかと思います。
↑続いて、穴開け作業を行います。
↑塗装前にケガいた場所を狙って、ポンチで穴を開けます。
↑つづみボタンを装着する穴には切込みが必要ですので、このような刃を使用します。
↑穴開け作業完了。
↑塗装作業第3段階、ペースト塗料で色に渋みと奥行き、そしてツヤを出します。
↑上が未処理で下がペースト塗装済み。明らかに美しさが違うと思います。
↑ペースト染料は遊革にも塗ります。
↑「細かすぎて伝わらない」部分。遊革のコバ面は・・・
↑ペースト染料を塗り・・・
↑ウエスで磨き上げます。
↑するとこの仕上り。美しいでしょう?
↑左がコバを磨いたものと、右が未処理のもの。仕上がりの違いがハッキリと出ますね。
↑続きまして、オイルを塗布します。このオイル塗布は革の保護とツヤ出し、色落ち防止を目的としています。
↑次に、遊革に縫い穴を開けます。穴開け前に、このような工具で印をつけます。
↑このように革に押し当て、穴開け部の目印にします。
↑先ほど付けた印を基準に菱目打ちで穴を開けます。
↑穴開け作業完了。
↑遊革を縫います。
↑糸は当時の皮革用糸を使用します。
↑縫い合わせ完了。
↑縫った直後は糸が盛り上がっているので、工具の柄の部分を利用して糸を押し込みます。
↑続いて、尾錠を縫い付けます。尾錠の向きに注意します。
↑尾錠を縫い付けます。
↑尾錠の縫い付け完了。
↑次に試作でも行ったベルト中央部の縫い作業を行います。
↑完了。
↑これで全ての作業は完了しました。
↑実物と比較してみましょう。上が実物で下が今回の試作品です。↓
↑寸分違わずの仕上りになりました。
↑ナスカンを装着してみましょう。
↑完成です。
↑クローズアップ画像をどうぞ。↓
↑正真正銘、鉄製ナスカンを用いた軽機用負い革の試作第一号の完成です。!!
↑では早速軽機本体に装着してみましょう。
↑こっちへ・・・
↑カチャリ。
↑で、床尾側にもカチャリ。
↑うーん、素晴らしい、感無量です。
↑ナスカン部もクローズアップ。
↑ベルト長を一番長くするとこんなに長くなります。安定した肩掛け射撃が可能になります。
↑ベルト長を一番長くしたら、遊革同士の間隔は必然狭くなります。
↑最後にもう一本作りました。こちら色は「茶」で鉄製尾錠を使用しています。
さて、試作報告はここまでになります。最後までお読みくださいまして有難うございました。
で、肝心の販売時期ですが、2017年の春頃には・・・と考えています。価格は・・・調整中です。いかんせん鉄製ですので相応な価格にはなると思います。熱心な旧軍軽機ファンの皆様、ご覚悟下さいまし~(^^♪
↑負い紐バージョンも作りますよ~!!
でくの房@セカンド木村
1.一次塗装は、フィービング社のオイルダイのようですが、何種類を混ぜておられるのでしょうか?
2.床面仕上げは、何を使用されているのでしょうか?
3.第二次塗装のペースト塗料は何を使用されているのでしょうか?
4.オイル塗布は、フィービング社のニーツフットオイルのようですが、在庫がないようなので、オススメの代替品があればご教授願えませんでしょうか?
ご商売に差し支えるようでしたら、ご放念下さい。
2:CMC、トコノール、トコスムース等です。
3:企業秘密です(笑)
4:https://www.leathercraft.jp/item?id=4617
↑こちらで売ってます。
製作頑張ってください。