CATEGORY:嗚呼、我ら壮年飛行兵~RC飛行機 大戦機への途~
2023年08月21日
Bf110
残暑見舞い申し上げます・・・セカンド木村です。
いやークソ暑いですねー。皆さんこの暑さをどのように凌いでいますか?
省エネが叫ばれているこのご時世ですが、セカンド木村はガンガンにクーラー利かせてます(笑)。
・・・・だってオジサンは暑いの耐えられないんだもん・・・・←ホント弱っちい日本兵ですねえ。
さてさて今回はRC飛行機ネタです。↓
↑ジャジャーン!ついに買っちゃいました。Bf110戦闘機。はい、これもちろんラジコンヒコーキです。
パッケージの絵は何か地上が燃えてるし、何故か車輪出っぱなしやし(笑)
車輪出っぱなしは兎も角も、地上が燃えてるのは頷けます。と言いますのもセカンド木村が説明するまでもありませんがLuftWaffe好きな方やモデラーさんも良くご存じ、このBf110という機体は地上攻撃用にも多数起用転用されたんですよね。
当時は各国とも競って双発戦闘機の開発を行いました。戦闘機運用思想の流行り廃りもあったと思いますが、結果的に単発戦闘機Bf109の後釜として期待されたこのBf110は有名なバトルオブブリテンでの大敗で『駄作機』のレッテルを張られてしまいます。
しかしその後、双発機としての特徴(長距離、搭載量)を活かしてのマイナーチェンジが積極的に行われ、レーダーを搭載した夜間戦闘機や爆装をした今でいう戦闘攻撃機的な運用で効果を挙げてLuftWaffeの歴史に名を刻むことになります。
そして何より有名なのはヒトラーの腹心として、そして副総裁としてナチスの超中心的人物であった『ルドルフ・ヘス』が独ソ開戦寸前に、ヘス自ら操縦してイギリスへ亡命した際に搭乗していた機体がこのBf110だったのです。
セカンド木村は高校生の頃、一度だけこれの1/72のプラモを作りましたがあまりのパーツ数の多さにくたびれて、途中で製作するのを辞めたような記憶があります。それ以来、Bf110を手にしたことは無く、今回が2度目ということになります。
さてウンチク、能書きはこれくらいにしてさっさと行きましょう↓
↑全幅は1.5m、全長は1.122mあります。いままで購入したRC機の中で一番大きいです。
↑箱を開けます。↓
↑開封して中身を取り出した状態です。
↑先ずはナイロン袋から主翼を取り出します。いやー、いつになっても新品を開封するときって気分が良いものですねえ。僕もそろそろ女房を新品にしようかな?
↑取り出した左主翼。モータがのぞいています。
↑主翼付け根にはモータとサーボの配線が出ています。
↑サーボはこのように予め取り付けられています。もちろんフラップ付きです。
↑カウルを外すとこんな感じです。
↑カウル内部はこんな感じ。
↑この部分にマグネットが上下2か所に設けられており・・・
↑主翼本体にも設けられているマグネットにより脱着が可能となっています。手で引っこ抜いて、手で取り付ける感じになります。
↑続いて車輪(ギア―)ですが、カバーを手で開いてみると・・・
↑主翼内部に引き込まれた車輪が見えます。電動リトラクトです。
↑ちなみにカバーの開閉動作は車輪の出し入れと物理的に連動してます。車輪カバーは両端の巻きばねによって常に閉じる方向に力が働いています。車輪が出ることによって強制的に車輪カバーが開く構造となっています。
↑車輪カバーが閉じた状態。ガタつきがひどいです。モデラーさんとかには許せないほどの段差ですね(笑)。
↑続いて胴体を取り出します。↓
↑なんかサワラみたい(笑)。↓
↑この機体の一番に目立つノーズアート「スズメバチ」のデカールが剥がれています。オイッ!!
↑ナント反対側もこの有様。これだったら自分で張らせてくれよ。
↑その他の細々とした部品類。
↑この黄色いプロペラスピンナー、好きなんだよなあ。
↑パイロットもいい表情。
↑尾翼は水平尾翼と垂直尾翼を仮組してみます。↓
↑胴体後部に仮組してみます。
↑折角なので主翼も仮組してみましょうか。左右の主翼を繋げるには「カンザシ」と呼ばれるこのFRPの丸棒を使用します。
↑主翼内側にカンザシを通す穴が設けられています。
↑左右通したら双方を押し込みます。
↑隙間なく密着させたら・・・↓
↑胴体を上からはめ込みます。配線類を挟み込まないように。
↑程よく密着しました。
↑冒頭に紹介した「ヘス」を載せましょう。
↑後部にも搭乗員とMG15(?)を搭載。
↑キャノピーも窓枠が塗装されていて便利なもんです。はい。
↑キャノピーを仮組します。↓
↑うん、とってもいい感じ!!
↑さて今回仮組できたのはここまでです。↓
↑ゴソゴソやってたら子供がやってきて「うわー!スゲー!」と大興奮。父親冥利に尽きます。
↑双発機ですが、モータは正回転しかしないのでダウンとサイドスラストを取っています。
↑説明書はこれ一枚。さすが海外製。日本のメーカーのような面倒なくらいな丁寧な説明は一切ありません。
さて今回はここまでです。
ここからこの飛行機を飛ばすにはレシーバー(受信機)を搭載して通電させ、サーボのリンケージを外してニュートラルを出さなければなりません。
またプロポ(送信機)のチャンネルの確認から各チャンネルの細かい調整と設定をしなければなりません。
そして一番重要なのが・・・
「国土交通省」への届け出です。→詳細はこちら。
この申請を行い、固有の管理番号を発行してもらい、その番号を機体外部の飛行時でも確認できる位置に明記しておかなければなりません。この作業はやや億劫ですがこれをクリアすれば指定場所での飛行が可能となります。
なかなか面倒な作業ですがやはり飛行機はサイコーです。
皆さん、子供の頃を思い出してみて下さい。友達と「かくれんぼ」やら「ケードロ」やら「肝試し」とかで凄くワクワクしませんでしたか?
大人になるとあの「ワクワク」感がすっかり無くなってしまうんですよね。どんなに高額で希少なコレクションを手に入れたとしても・・・子供の頃に経験したあの「ワクワク」感をもう味わうことが出来ない・・・・。
しかし、RC飛行機は違います。そう、子供の頃のあの「ワクワク」「ドキドキ」感を再び味わうことが出来るのです!
セカンド木村は何度も経験しましたが・・・RC飛行機を離陸させて・・・どこまでも続く青い空に、機体がスーと吸い込まれるように飛んでいく・・・クッとエレベーターを引き、機首を上げた瞬間、愛機は翼を「キラーン」と光らせ青い空にそのシルエットを残しながら上昇して行く・・・。
機体を翻し、自分が操縦しているほぼ真上で再び急上昇、ループ回転、そして急降下に近い形で降下させる・・・真っ直ぐに自分に向かってくるスピードMAXの機体を操るその瞬間は、一種の恐怖にも似た感覚を覚えます・・・しかしその「瞬間」が最高なのです。この興奮度はセッ〇スをも凌ぐでしょう(笑)。
是非皆さんも挑戦されてみては如何でしょうか?
最後に・・・ラジコン飛行機のちょっと残念なところ。
・編隊飛行が出来ない・・・自分が載って操縦するわけじゃないので遠近感がつかめない。よって編隊飛行は無理。
・どこまでも飛んでいけない・・・電波の問題と何より、視認できる距離で飛ばしていないと機体の向きを見失い誤操作、やがて墜落に至る。
余裕がありましたら初飛行レポートしますね。
でくの房@セカンド木村
いやークソ暑いですねー。皆さんこの暑さをどのように凌いでいますか?
省エネが叫ばれているこのご時世ですが、セカンド木村はガンガンにクーラー利かせてます(笑)。
・・・・だってオジサンは暑いの耐えられないんだもん・・・・←ホント弱っちい日本兵ですねえ。
さてさて今回はRC飛行機ネタです。↓
↑ジャジャーン!ついに買っちゃいました。Bf110戦闘機。はい、これもちろんラジコンヒコーキです。
パッケージの絵は何か地上が燃えてるし、何故か車輪出っぱなしやし(笑)
車輪出っぱなしは兎も角も、地上が燃えてるのは頷けます。と言いますのもセカンド木村が説明するまでもありませんがLuftWaffe好きな方やモデラーさんも良くご存じ、このBf110という機体は地上攻撃用にも多数起用転用されたんですよね。
当時は各国とも競って双発戦闘機の開発を行いました。戦闘機運用思想の流行り廃りもあったと思いますが、結果的に単発戦闘機Bf109の後釜として期待されたこのBf110は有名なバトルオブブリテンでの大敗で『駄作機』のレッテルを張られてしまいます。
しかしその後、双発機としての特徴(長距離、搭載量)を活かしてのマイナーチェンジが積極的に行われ、レーダーを搭載した夜間戦闘機や爆装をした今でいう戦闘攻撃機的な運用で効果を挙げてLuftWaffeの歴史に名を刻むことになります。
そして何より有名なのはヒトラーの腹心として、そして副総裁としてナチスの超中心的人物であった『ルドルフ・ヘス』が独ソ開戦寸前に、ヘス自ら操縦してイギリスへ亡命した際に搭乗していた機体がこのBf110だったのです。
セカンド木村は高校生の頃、一度だけこれの1/72のプラモを作りましたがあまりのパーツ数の多さにくたびれて、途中で製作するのを辞めたような記憶があります。それ以来、Bf110を手にしたことは無く、今回が2度目ということになります。
さてウンチク、能書きはこれくらいにしてさっさと行きましょう↓
↑全幅は1.5m、全長は1.122mあります。いままで購入したRC機の中で一番大きいです。
↑箱を開けます。↓
↑開封して中身を取り出した状態です。
↑先ずはナイロン袋から主翼を取り出します。いやー、いつになっても新品を開封するときって気分が良いものですねえ。僕もそろそろ女房を新品にしようかな?
↑取り出した左主翼。モータがのぞいています。
↑主翼付け根にはモータとサーボの配線が出ています。
↑サーボはこのように予め取り付けられています。もちろんフラップ付きです。
↑カウルを外すとこんな感じです。
↑カウル内部はこんな感じ。
↑この部分にマグネットが上下2か所に設けられており・・・
↑主翼本体にも設けられているマグネットにより脱着が可能となっています。手で引っこ抜いて、手で取り付ける感じになります。
↑続いて車輪(ギア―)ですが、カバーを手で開いてみると・・・
↑主翼内部に引き込まれた車輪が見えます。電動リトラクトです。
↑ちなみにカバーの開閉動作は車輪の出し入れと物理的に連動してます。車輪カバーは両端の巻きばねによって常に閉じる方向に力が働いています。車輪が出ることによって強制的に車輪カバーが開く構造となっています。
↑車輪カバーが閉じた状態。ガタつきがひどいです。モデラーさんとかには許せないほどの段差ですね(笑)。
↑続いて胴体を取り出します。↓
↑なんかサワラみたい(笑)。↓
↑この機体の一番に目立つノーズアート「スズメバチ」のデカールが剥がれています。オイッ!!
↑ナント反対側もこの有様。これだったら自分で張らせてくれよ。
↑その他の細々とした部品類。
↑この黄色いプロペラスピンナー、好きなんだよなあ。
↑パイロットもいい表情。
↑尾翼は水平尾翼と垂直尾翼を仮組してみます。↓
↑胴体後部に仮組してみます。
↑折角なので主翼も仮組してみましょうか。左右の主翼を繋げるには「カンザシ」と呼ばれるこのFRPの丸棒を使用します。
↑主翼内側にカンザシを通す穴が設けられています。
↑左右通したら双方を押し込みます。
↑隙間なく密着させたら・・・↓
↑胴体を上からはめ込みます。配線類を挟み込まないように。
↑程よく密着しました。
↑冒頭に紹介した「ヘス」を載せましょう。
↑後部にも搭乗員とMG15(?)を搭載。
↑キャノピーも窓枠が塗装されていて便利なもんです。はい。
↑キャノピーを仮組します。↓
↑うん、とってもいい感じ!!
↑さて今回仮組できたのはここまでです。↓
↑ゴソゴソやってたら子供がやってきて「うわー!スゲー!」と大興奮。父親冥利に尽きます。
↑双発機ですが、モータは正回転しかしないのでダウンとサイドスラストを取っています。
↑説明書はこれ一枚。さすが海外製。日本のメーカーのような面倒なくらいな丁寧な説明は一切ありません。
さて今回はここまでです。
ここからこの飛行機を飛ばすにはレシーバー(受信機)を搭載して通電させ、サーボのリンケージを外してニュートラルを出さなければなりません。
またプロポ(送信機)のチャンネルの確認から各チャンネルの細かい調整と設定をしなければなりません。
そして一番重要なのが・・・
「国土交通省」への届け出です。→詳細はこちら。
この申請を行い、固有の管理番号を発行してもらい、その番号を機体外部の飛行時でも確認できる位置に明記しておかなければなりません。この作業はやや億劫ですがこれをクリアすれば指定場所での飛行が可能となります。
なかなか面倒な作業ですがやはり飛行機はサイコーです。
皆さん、子供の頃を思い出してみて下さい。友達と「かくれんぼ」やら「ケードロ」やら「肝試し」とかで凄くワクワクしませんでしたか?
大人になるとあの「ワクワク」感がすっかり無くなってしまうんですよね。どんなに高額で希少なコレクションを手に入れたとしても・・・子供の頃に経験したあの「ワクワク」感をもう味わうことが出来ない・・・・。
しかし、RC飛行機は違います。そう、子供の頃のあの「ワクワク」「ドキドキ」感を再び味わうことが出来るのです!
セカンド木村は何度も経験しましたが・・・RC飛行機を離陸させて・・・どこまでも続く青い空に、機体がスーと吸い込まれるように飛んでいく・・・クッとエレベーターを引き、機首を上げた瞬間、愛機は翼を「キラーン」と光らせ青い空にそのシルエットを残しながら上昇して行く・・・。
機体を翻し、自分が操縦しているほぼ真上で再び急上昇、ループ回転、そして急降下に近い形で降下させる・・・真っ直ぐに自分に向かってくるスピードMAXの機体を操るその瞬間は、一種の恐怖にも似た感覚を覚えます・・・しかしその「瞬間」が最高なのです。この興奮度はセッ〇スをも凌ぐでしょう(笑)。
是非皆さんも挑戦されてみては如何でしょうか?
最後に・・・ラジコン飛行機のちょっと残念なところ。
・編隊飛行が出来ない・・・自分が載って操縦するわけじゃないので遠近感がつかめない。よって編隊飛行は無理。
・どこまでも飛んでいけない・・・電波の問題と何より、視認できる距離で飛ばしていないと機体の向きを見失い誤操作、やがて墜落に至る。
余裕がありましたら初飛行レポートしますね。
でくの房@セカンド木村