CATEGORY:資料品の紹介
2020年04月15日
自分のことをする 2 続
さてさて、前回の続きとしまして今回は、レストア済みの九九軽機弾倉にカートを込めてみようと思います。
↑前回複製ばねを組み込んだレストア弾倉です。
↑7.7ミリ実包は手元にこれだけしかありませんので取り敢えず、ある分だけで詰めてみます。内訳はノルマ社製7.7ミリが10発、オリジナル擬製弾が5発、オリジナル実包が2発、合計17発です。↓
↑一発目を親指で押しこんで込めてみます。カチン、と気持ちよく収まります。
↑4発詰め込みました。↓
↑「圓孔」と呼ばれる部分から残弾数が確認できます。
↑ノルマ社製実包が10発全て入りましたので↓
↑続いてオリジナル擬製弾を5発込めます。
↑オリジナル実包をさらに2発込め、手元にある17発すべて込めました。↓
↑何ら問題はありません。
実はこのレストア品、2つありまして・・・↓
↑先ほど実包を込めたのはレストア品1の方で、2つ目はレストア品2になります。
↑ぱっ、と見た目ではレストア品1と判別付きませんが・・・
↑ご覧のように反対側がボロボロです。
↑このレストア品2もレストア品1と同様に「弾倉ばね」が弾倉内部で折れてしまっていたので今回複製しました。
↑レストア品2は表面はボロボロですが、「弾受」の数字は健在です。
このボロ弾倉、実用はもとより観賞用にでさえ不向きですが、良いこともあります。
それはカットモデル的要素があるということです。
実際に実包を込めて弾倉内に入った弾の様子や、ばねの圧縮具合が確認できます。
早速やってみましょう。
↑しかし実包はこれだけしかない・・・ど~しよー??と、
ふと、思い出しました!!
モーゼル弾が大量にあった!!↓
↑よし、これでこんかぎり弾を詰められる!!しかし、これプラ製です。
実物ダミー実包も大量にはあるのですが、リンクから外すのが面倒で(笑)。いや、大変なんですよ、あれ、外すの。また組み込まなきゃいけないし(笑)。
↑そんなワケでとりあえずこのメンバーで取り掛かります。全部で30発です。
↑ノルマ社10発、プラモーゼル15発、合計25発入れてみました。
↑ボロ弾倉だから中身が見えます。
↑ばねの圧縮具合が分かります。
↑25発込めてもまだこの辺りです。なんか余裕がありそうな・・・?
↑ばねの圧縮具合がわかります。
↑最後に、オリジナル擬製弾5発を追加し、合計30発込めます。
↑これで30発入りました。・・・あれ?↓
↑まだ弾倉内は余裕がありますねえ。↓
↑実際、「抱弾部」より指で実包を押さえ込むとこんなに沈みます。
↑ヨシ、ではあと何発入るかプラモーゼルでやってみましょう。まず1発。
↑3発目・・・ここが限界です。合計33発入りました。↓
↑この状態でさらに実包を押さえ込むと僅かに下がりますが、追加4発目は無理でした。
↑ばねはここまで圧縮されています。こういうのが観察できるところがボロの良いところです(笑)。
↑ということで、九九式軽機弾倉には33発の弾を込めることが可能だということが判明しました!
実際に33発込めることは無かったでしょうが、九九式はオープンボルトですので、やって出来ないことはないでしょう。
マニュアルには、こう桿を引いて(円筒が下がりきってシアに掛かった状態)から、弾倉を軽機本体に込める、とありますから初弾がボルトに当たり、マガジンキャッチに届かない、なんてことも無いかと思います。
ただ、そうは言っても3発多く込めたのですからその分、初弾は強く「抱弾部」に圧せられています。ドイツのMP40などは装弾数が公称32発ですが、初弾の装填不良が多く実際には30発程度にしていたと聞きます。
小銃弾を連続発射する九九式軽機の複座ばねの強さは如何ほどか?実物が手元に無いので分かりませんが(あっても試しようがないのですが)33発込めても初弾の装填不良は無いのではないか?と勝手に想像します。
↑今回使用したカートです。左よりオリジナル擬製弾(5発装填)、ノルマ社製実包(10発装填)、プラ製モーゼル弾(15発プラス3発装填)になります。
↑完動品とレストア品を並べてみました。
最後までお読みくださいました皆さま、有難うございました。
実は・・・まだ続きます。
でくの房@セカンド木村
*記事内の弾は全て火薬等、一切無い安全合法品です。
*ノルマ社と紹介した7.7ミリ実包はPPU社のものです。訂正します。
↑前回複製ばねを組み込んだレストア弾倉です。
↑7.7ミリ実包は手元にこれだけしかありませんので取り敢えず、ある分だけで詰めてみます。内訳はノルマ社製7.7ミリが10発、オリジナル擬製弾が5発、オリジナル実包が2発、合計17発です。↓
↑一発目を親指で押しこんで込めてみます。カチン、と気持ちよく収まります。
↑4発詰め込みました。↓
↑「圓孔」と呼ばれる部分から残弾数が確認できます。
↑ノルマ社製実包が10発全て入りましたので↓
↑続いてオリジナル擬製弾を5発込めます。
↑オリジナル実包をさらに2発込め、手元にある17発すべて込めました。↓
↑何ら問題はありません。
実はこのレストア品、2つありまして・・・↓
↑先ほど実包を込めたのはレストア品1の方で、2つ目はレストア品2になります。
↑ぱっ、と見た目ではレストア品1と判別付きませんが・・・
↑ご覧のように反対側がボロボロです。
↑このレストア品2もレストア品1と同様に「弾倉ばね」が弾倉内部で折れてしまっていたので今回複製しました。
↑レストア品2は表面はボロボロですが、「弾受」の数字は健在です。
このボロ弾倉、実用はもとより観賞用にでさえ不向きですが、良いこともあります。
それはカットモデル的要素があるということです。
実際に実包を込めて弾倉内に入った弾の様子や、ばねの圧縮具合が確認できます。
早速やってみましょう。
↑しかし実包はこれだけしかない・・・ど~しよー??と、
ふと、思い出しました!!
モーゼル弾が大量にあった!!↓
↑よし、これでこんかぎり弾を詰められる!!しかし、これプラ製です。
実物ダミー実包も大量にはあるのですが、リンクから外すのが面倒で(笑)。いや、大変なんですよ、あれ、外すの。また組み込まなきゃいけないし(笑)。
↑そんなワケでとりあえずこのメンバーで取り掛かります。全部で30発です。
↑ノルマ社10発、プラモーゼル15発、合計25発入れてみました。
↑ボロ弾倉だから中身が見えます。
↑ばねの圧縮具合が分かります。
↑25発込めてもまだこの辺りです。なんか余裕がありそうな・・・?
↑ばねの圧縮具合がわかります。
↑最後に、オリジナル擬製弾5発を追加し、合計30発込めます。
↑これで30発入りました。・・・あれ?↓
↑まだ弾倉内は余裕がありますねえ。↓
↑実際、「抱弾部」より指で実包を押さえ込むとこんなに沈みます。
↑ヨシ、ではあと何発入るかプラモーゼルでやってみましょう。まず1発。
↑3発目・・・ここが限界です。合計33発入りました。↓
↑この状態でさらに実包を押さえ込むと僅かに下がりますが、追加4発目は無理でした。
↑ばねはここまで圧縮されています。こういうのが観察できるところがボロの良いところです(笑)。
↑ということで、九九式軽機弾倉には33発の弾を込めることが可能だということが判明しました!
実際に33発込めることは無かったでしょうが、九九式はオープンボルトですので、やって出来ないことはないでしょう。
マニュアルには、こう桿を引いて(円筒が下がりきってシアに掛かった状態)から、弾倉を軽機本体に込める、とありますから初弾がボルトに当たり、マガジンキャッチに届かない、なんてことも無いかと思います。
ただ、そうは言っても3発多く込めたのですからその分、初弾は強く「抱弾部」に圧せられています。ドイツのMP40などは装弾数が公称32発ですが、初弾の装填不良が多く実際には30発程度にしていたと聞きます。
小銃弾を連続発射する九九式軽機の複座ばねの強さは如何ほどか?実物が手元に無いので分かりませんが(あっても試しようがないのですが)33発込めても初弾の装填不良は無いのではないか?と勝手に想像します。
↑今回使用したカートです。左よりオリジナル擬製弾(5発装填)、ノルマ社製実包(10発装填)、プラ製モーゼル弾(15発プラス3発装填)になります。
↑完動品とレストア品を並べてみました。
最後までお読みくださいました皆さま、有難うございました。
実は・・・まだ続きます。
でくの房@セカンド木村
*記事内の弾は全て火薬等、一切無い安全合法品です。
*ノルマ社と紹介した7.7ミリ実包はPPU社のものです。訂正します。